Author Archives: hidakasemi

2017年度 第27回ゼミ(2017.12.23)

研究状況報告(発表者:秋山さん)

プロジェクトレポートをまとめていく方針について説明した。

  •  地震保険は国策として運営されておりユーザーメリットがあるが、現状では他の保険と同等かそれ以下の販売状況である。
  • 先行研究によっていくつかの要因が明らかにされているが一般的なアンケートを活用しているため、本研究では消費者の意識と購入実態を分析し、地震保険の普及に向けた知見を得たい。
    1. 消費者が、地震保険や関連制度を理解していないことが阻害要因ではないか。
    2. 上乗せ地震を示すことが地震保険の割高感を解消にするのではないか。
    3. それ以外の、普及に資する要因に何があるかについてデータ分析する。 

次に、試験的に実施した加入データの分析結果について紹介した。世帯主年齢別、契約金額別、家族構成別、建物所有の有無別の付帯率など
日高先生およびゼミ生から以下の助言を頂いた。

  • これらの結果について優位な差があるのか否かについてはχ二乗検定などを使えばよい。
  • 先行研究で得られた知見の中で、検証したい、結果が違う、漏れがあるのでは、と思うところがないか?むやみやたらとデータを見るより、ポイントを絞ったほうが効率的である。
  • 研究の目的を決めるのが難しいので安易に考えないこと。論文発表の際に、その辺りが考えられているかはほとんどの人ができていない。しかも意味があることかというと難しい。自分のスコープと対象がはっきりしているのか、ということは論理的な観点から一字一句見られる。
  • あと残り少ないが、データがある程度取れることを期待しつつ、自分の視点をきちんと押さえてスケジュールに合うようにやってほしい。
研究状況報告(発表者:木下さん)

プロジェクトレポートの進捗について「サービス産業における日本の中小企業の人材育成」をテーマとした事前調査、先行研究、問題意識、調査手法などの概要を説明した。先行研究などから得られた知見の整理の仕方や研究の進め方について、日高先生およびゼミのメンバーから意見、アドバイスを得た。

研究状況報告(発表者:仲條さん)

プロジェクトレポートの骨子並びに提出までのスケジュールを確認させて頂きました。日高教授方からご助言とご指摘を賜り、更なる知識と深い考察が必要であることを痛感いたしました。

  • 課題認識と課題解決に向けた方向性
  • 研究目的と研究の意義
  • 研究結果と結論
  • 知見と示唆
研究状況報告(発表者:斉さん)

研究の概要(意義、新規性)、データの分析方法および実際に行った二群比較によるデータ分析の結果を紹介した。
データ内容にばらつきが大きく、どのような分析方法が適切なのか今後さらなる検討が必要。また、現在まで判明した課題および論文調査によって得られたヒントで研究フレームワークを見直した。最後に年末年始のまとまった時間を有効活用するためにPR執筆のスケジュールを説明した。先生からは、仲介者について、例えば、マネーフローに入っていない人々を対象にするか、Salesforceのプラットフォームに参加しているパートナー達の扱いをどうするかなど、さらに明確に定義することが必要であると指摘された。また、OUICを調査する過去論文をよく読み、彼らがどのような視点でOUICを分析しているかに着眼し、自分の考察観点を検討する際に、それを参考にしたほうが良いとアドバイスを頂いた。

2017年度 第3回サービス科学研究会(2017.12.9)

講師:ケン・ヘイグ (博士)日本オラクル株式会社 オラクル・ユティリティ・グローバル・ビジネス・ユニット (UGBU) 渉外部 ディレクター
講演内容:2016年に採択された、京都議定書に続く温暖化対策を定めた「パリ協定」において、日本では2030年度までに、温室効果ガスの排出量を、2013年度比26%削減 する目標を掲げている。特に家庭部⾨では、約40%という⼤幅な排出量削減が必要と言われている。この目標の達成には、従来の取組の延長では実現が困難と考えられ、革新的なイノベーションによる解決が求められる。
全ての家庭をリーチし、分散する個々の一般家庭の小口需要を束ね、大きな省エネ・CO2削減効果を実現するためには、エネルギー供給事業者が持つ各家庭のエネルギー使用データと、各家庭との継続的関係と信頼関係の活用が不可欠である。一方で、自由化市場による競争に対し、エネルギー供給事業者にとって顧客流失の歯止めと顧客忠実度を生み出す為には競争力の高いマーケティング戦略や価格以外の付加価値、顧客への新しい体験の提供が必要。先進的な公益事業社はスマートメーターの導入による顧客への提供サービスの差別化、顧客のニーズに合った機能、顧客との接点と新たな収入源を開発し取り揃えている。
本講演はオラクルの海外公益事業社パートナーの経験事例を通して、競争市場戦略の鍵となった秘訣を説明する。

2017年度 第26回ゼミ(2017.12.2)

研究状況報告(発表者:天羽さん、佐藤さん、友野さん、道越さん、油布さん)

日高先生より
M1全員に対して提示された以下の共通課題に取り組んだ。
「研究テーマを絞り込むためのアクションを抽出する」
M2の方にサポートについてもらい、テーマを決められない(問題が見つからない)という問題について、下記の文献の手法(タテの質問、ヨコの質問)を用いて、分解して具体的な行動レベルに落とし込んだ。
・いちばんシンプルな問題解決の方法 / 諏訪吉武
それぞれM2の方のサポートについてもらい、経験に基づく客観的なアドバイスを受けながら、問題とその原因を細分化していくことで、解決のための具体的な行動イメージを得ることができた。
短時間のワークだったため、あまり深堀はできていないが、手法の有用性は確認できたため継続して活用していきたい。

2017年度 第25回ゼミ(2017.11.28)

研究状況報告(発表者:上田さん)

「サービス品質のHygiene Factorと顧客志向に関する考察」
来年3月の学会発表に向けたテーマを上記とし、インフラ産業を題材に、サービスを当たり前サービス(Hygienes)と魅力的サービス(Enhancers)とに区分し、当たり前サービスの性質と企業の顧客志向を考える。
サービスの分子モデルを応用して、当たり前品質サービスはコア・サービスのみに存在し、魅力的サービス品質はコア・サービスと周辺サービスにも存在するという概念を整理した。
インフラ産業はコア・サービスが比較的明確で、かつ、顧客視点では当たり前品質サービスとしてのとらえも強い。一方で社会的規制の多い産業でもある。規制産業である反面、保護政策がとられてきた産業が規制改革と自由化の中で顧客志向を高めていく様子を、通信企業を例にアニュアルレポートをテキスト分析を用いて検証した。
インフラ産業のサービスは、デリバリープラットフォームとなる配送電などのネットワークシステムと、顧客接点になる小売や運送業務のレイヤーがあるが、インフラの当たり前サービスの不具合はその多くがデリバリープラットフォームで発生している。デリバリープラットフォームの不具合は未然防止(Failure Prevention)のアプローチがとられているが、当たり前サービスに求められる品質は高位で、そのコスト管理は課題の一つである。
日本学術会議による工学システムの安全基準のあり方が取りまとめられた。未然防止を重視し、技術的かつ経済的に実現可能なものでなくてはならない、という安全目標の基本的な考え方が、当たり前品質の不具合の発生源となっているデリバリープラットフォームにも適用できるのではないかと考えた。未然防止は将来予測をもとに実行されるため、それが本当に効果があったのかどうかを検証するのは難しい。これは、品質にかけるコストの効果も分かりづらいということでもある。当たり前品質の目標は安全目標と同様に、目指すのは不具合発生ゼロであるが、現実的には技術的かつ経済的に実現できる目標が必要であり、それによって品質とコストのマネジメントをしていくサイクルを考えてみたい。
いただいたご意見
サービスは静的ではなく、動的である。サービスの品質は顧客によって相対的に決まる。
工学的な安全目標とサービス品質目標の違いは、顧客に応じて目指すべき目標が変わること。例えば経験値(CE)などをもう一つの軸にとって考えることも必要ではないか。
コア・サービスのとらえ方も顧客によって違う。

研究状況報告(発表者:斉さん)

『ユーザーイノベーション消費者から始まるものづくりの未来』(小川,2013)におけるリードーユーザー、消費者イノベーターの概念定義や、消費者ニーズを把握する手法としてsalesforceのユーザーコミュニティが該当するクラウドソーシングが有効である理由を紹介した。
また、ユーザーがイノベーションを行う動機の1つである情報の粘着性の概念を紹介した上、ソフトウェア業界のように、ユーザーが様々な業界に存在するがために、ベンダーがすべてニーズを把握することが困難、すなわち粘着性の高い業界では、仲介者(コンサルタント、SIer)が情報の粘着性を緩和し、ユーザーイノベーションを促進する役割を果たしているという仮説を提出した。SalesforceのコミュニティIdeaExchangeにおける仲介者の役割を考察することで、この仮説を検証したいと考えた。
頂いたご意見としては、仲介者のパターン(コンサルか開発者か)を分けて考察したほうがよいのでは、またsalesforceによって採用されたアイデアと却下されたアイデアにおいて、専門家がどのタイミングで議論に参加しているかを考察できれば、専門家が意思決定により大きな影響を与えていることが言えるのではないかなどのご指摘があった。

2017年度 第24回ゼミ(2017.11.21)

研究状況報告(発表者:油布さん)

企業経営に於けるI情報システムの効率化に関する活用事例に関する文献を読み、グローバル視点で情報システムの活用事例を調査した。
情報システムの評価方法に関する知見と、研究論文での応用方法を学び、今後の研究活動に生かしたい。

研究状況報告(発表者:角田さん)

現段階の研究計画及び対象とする標準化団体のデータ取得・分析の状況に関して発表を行った。
質問として社会的に問題とされる事との関係は何か、標準化団体の入会プロセスで議論のフィルタが入っているのではないか、といった指摘を頂いた。
指摘頂いた内容を踏まえ、調査の上で問題とするべき点の深堀及びその設定に基づくデータの分析を引き続き行う。

研究状況報告(発表者:秋山さん)

福岡の代理店ヒアリング結果を共有した。

  • 福岡では12年前に西方沖地震があって後に加入が伸びた。大体、勧めた人には入ってもらう形だが、それでも断る人はいる。それはやはり、地震に遭わないと思っているのではないか。テレビの中の世界みたいなイメージで。実際、隣の熊本でも地震があったが、喉元過ぎればという感じ。逆に九州の場合は台風が多いので、火災は入っておかないといけない。台風対策として。
  • 地域による付帯率の差は大きい。宮城89.5%、福岡71.7%、東京62.7%、全国67.2%。加えて、下から5位の富山58.9%での取り組みを検討中。(最下位_長崎46.2%、佐賀54.0%、京都58.5%、北海道58.8%)

消費者向けのアンケート案を示し、記入した感想と意見を頂いた。

  • 用語が難しい。
  • 選択肢が多すぎるのではないか
  • この質問内容と選択肢と並び順を決めた根拠は何か?(先行研究のアンケートに準じて設定)
  • 書きやすいレイアウトについてのアドバイスなど。

2017年度 第23回ゼミ(2017.11.15)

研究状況報告(発表者:天羽さん)

エネルギー需要科学の研究に関して日高先生の研究テーマ、また関連する研究について調査した内容、自身の研究テーマへの考えについてまとめた。これまでの研究など調査することはいったんやめて、自身の興味・関心についてまとめて見ることをご助言頂いた。

研究状況報告(発表者:仲條さん)

プロジェクトレポートの進捗状況に関して、下記の論点をご報告いたしました。

  • データ分析方針について
    順序尺度によるデータの統計処理には大きな制限があり、回帰分析には適していなことを確認した。
  • データ分析ツールについて
    集約したデータの統計量と処理目的に関しては、既存のエクセルの分析ツールで可能であることを確認した。
  • データ集計と分析
    集約した1,059のデータから、試行的に50を抽出し、分析の可能性やイメージについて検討した。

2017年度 第22回ゼミ(2017.11.8)

研究状況報告(発表者:上田さん)

今回は、前回(10/3)のゼミで考察したサービス品質のHygiene Factorをインフラ業界に当てはめるために、各国の重要インフラ(Critical Infrastructure)の定義を調査し、重要インフラのサービスには国家に対する社会基盤の側面と、顧客に対する生活基盤サービスがあるという整理を試みた。
インフラ産業においても不具合の防止と速やかな回復はサービス品質の重要な要素だが、Hygiene FactorはFailure Prevention Approachとも言われており、サービス不具合を予防するために「念のため」のコストがかかっている可能性がある。国内航空会社の安全性に関わるサービス不具合の発生とリカバリーを事例紹介し、Recoveryのために大きな整備コストがかかったことを示した。
研究のリサーチクエスチョンとして以下を提示し、ご議論いただいた。
1. サービス品質の衛生要因(Hygiene Factor)によって顧客の行動に変化は生じるか
2. 重要インフラサービスの品質は企業によって違いがあるか
3. 重要インフラサービスの品質とコストにどのような関係があるのか
4. 投資によって企業の重要インフラサービスのコストを適切にコントロールすることが可能か
いただいたご意見
・航空サービスは顧客が自らの意思で購入しており、電力や水などの重要インフラと同列ではないのではないか。
・航空の定時運航率はHygiene Factorと呼べるのか。
・顧客属性によってHygiene性は異なるのではないか(利用頻度など)。
・重要ではないインフラが存在するのか。
・リサーチクエスチョンは博士課程レベル。修士で完成させるためにはフォーカスを絞った方がよい。
あわせてサービスリカバリーの研究は多くあり、B.Edvardsson (Karlstad University)を推奨いただいた。

 研究状況報告(発表者:佐藤さん)

on the theory of scales of measurement(S. S. Stevens 1946)の論文を読みゼミメンバへの説明を実施。統計やデータ分析を行う元となるscaleの基礎知識を共有。

研究状況報告(発表者:仲里さん)
オフィスにおける紙出力の選好と出力行動の関係について、その調査方法について議論した。
アンケート調査を意図していたが、対象が難しい点と、出力行動の結果自体の観測がアンケートでは難しい点を指摘された。
紙出力については、日高教授から東工大のペーパーレス会議の取り組みについて調査するという方向性の示唆をいただいた。
ペーパーレス会議という観点で数日検討し、会議資料の表示メディアが議論に与える影響というテーマについて、日高教授と再度個人ゼミを行った。
iPadを導入しペーパーレス化を図った地方自治体の議会に着目し、紙時代とiPad時代の議論の変化を議会録を分析することによって、表示メディアの影響を調査するという方向で研究を進めることになった。

2017年度 第21回ゼミ(2017.11.1)

研究状況報告(発表者:江尻さん)

研究の概要と進捗を報告。ある業界に関する情報収集とテーマの再検討を行っている段階であり、簡単な報告に留まった。研究の意義に関する指摘をいただいた。

研究状況報告(発表者:斉さん)

クラウドERPにおけるmisfitに対する問題意識の背景を整理した。
また、ユーザーコミュニティについて調査したところ、ユーザーイノベーションの研究が多く関れされていることが分かり、先行研究としてユーザーイノベーション研究における代表作『民主化するイノベーションの時代』を読み、その概要を紹介した。ユーザーイノベーションの研究では、製品開発におけるユーザーニーズを把握する手段としてユーザーコミュニティの活用が有効であることが提示された。
ソフトウェア業界(特にクラウドサービスを提供している企業)のユーザーコミュニティにおけるユーザーイノベーションの状況を判明したく、類似のコミュニティが存在するかを調査するところ、クラウドサービスを提供して成功したsalesforce.comのユーザーコミュニティIdeaExchangeが有効に活用されていることがわかり、これを考察対象とする方向性を説明した。
先生とメンバの皆様からは、他業界の会社のコミュニティとの比較、投稿者が開発部門かユーザー部門か、それぞれアイデアの採択決定にどのような影響を与えているかに対する具体的なテーマを提案された。
なお、Hippel教授の論文からさらに新たな方向性が得られないかと先生からアドバイスを頂いた。

2017年度 第20回ゼミ(2017.10.24)

研究状況報告(発表者:秋山さん)

プロジェクトレポートに向けた調査方法について議論した。

  • 明後日と明々後日に販売代理店にヒアリングを行う予定。一般の消費者が加入しない理由を考えてきたので、抜け漏れが無いか意見をいただきたい。
  • 売り手側であるチャネルごとの付帯率に差がないことがわかったので、買い手の問題として調べることにする。
  • 事故が必ず起こると思えば保険を買うはずなので、やはり事故に合わないと思っているから買わないのではないだろうか?行動経済学的には人は損失を避ける傾向にあるが、損失でないという立場に立てば更なる備えはしないという考え方のはずなので。
  • 銀行チャネルの場合は住宅ローンとセットのケースが多いのでその特性を見ることができると思う。

先生およびゼミ生から以下のような意見やアドバイスを頂いた。

  • 顧客ごとの契約データにアンケート結果が紐付けられると良いのだが、能動的に入らないという人からのアンケートが果たして取れるだろうか?
  • アンケートを紙でやるのは大変。500件くらいでやる想定でもできればネットの方が良い。
  • 契約データとアンケート結果は、相関を見るのが大事になる。が築浅とか古いとかで加入率が変わるということは大体予想がつく、それはデータでも裏付けられると思うが、実は全然関係ないファクターが出て来ると面白いですね。独身は入らないとか、家族持ちは入るとか。など。
  • データに関しては、年収との比較ができないのだろうか?なかなか難しいと思うが)

 以前にエネルギーの消費状況について収入別に分けて調べたら、エネルギーを使用する人としない人の分布が同じという結果になり、収入に依存しないということが言えた。差がないことが知見である一例だが、分析の視点としてはそういうこともある。
まずは、アンケートを取らせてもらえるかどうか、その代理店と問題を共感できるかどうかがポイント。それ知りたいよねと思ってもらえれば協力してくれるのではないか
いくら集めるかサンプル数はいつも問題になるから、検定を見てく必要がある

2017年度 第19回ゼミ(2017.10.18)

研究状況報告(発表者:道越さん)

Exercise2として、テーマ選定と学術領域の絞り込みを実施しようとした。
結果的には、各論に突っ込みすぎた結果、当初の問いがしっかりと作成できていなかった。各論に落とす前に、自分の問いをしっかり持ち、それに対しての調査を行うことが重要であるとの指摘を受けた。
一つ一つの疑問や気になったことを調べていくことで、何を追求したいのかを再検討する必要があると感じた。

研究状況報告(発表者:天羽さん)

自身のこれまでのキャリア、最近の業務について説明。エネルギー業界における最近の動向など背景を説明し、自身の興味がある研究テーマ分野を報告した。自身の考えをまとめること、地方自治体におけるエネルギー課題を調査してみることなどご助言をいただいた。

研究状況報告(発表者:仲條さん)

プロジェクトレポートの進捗状況に関して、下記の論点をご報告いたしました。

  • データの集約状況について
    対象校全13校中、12校が集約済みである
  • データの分析方針について
    変数間の相関分析、クラスター分析、因子分析を実施する
  • データの分析ツールについて
    アドイン組込の分析ツール、エクセル解析、R等を検討
  • データ分析上の課題について
    リッカート尺度、近似曲線の採用可否について議論

その他:参考文献の紹介
「学力の経済学」中室牧子著より
論を立てる上で、エビデンスの信頼性には「階層」があること、「ランダム化比較試験」はその最も高い階層にある方法であること等をご紹介した。