講演:「ケミカル×デジタル-CDOの役割」
講演者:株式会社三菱ケミカルホールディングス 岩野和生
概要:Digital Transformationの波がさまざまな産業に及んできて
Author Archives: hidakasemi
2017年度 第36回ゼミ(2018.2.17)
研究状況報告(発表者:友野さん)
研究テーマを絞り込みのため自社のビジネスや関心領域を平面図上に整理を行った。UMLを起点としてソフトウェア/システム工学などシステム思考の一部と捉え、モデリングランゲージの位置づけを表現したものである。
前回課題となっていた事実・データを収集した上でテーマ検討を行うため、社内のツール利用統計にアクセスするための環境構築を行い、データ分析作業に着手している状況であることを報告した。
日高先生および各メンバーからそのデータから何が分かるのか、私自身の知りたいことが本当に分かるのか?などの指摘を受けた。
十分な分析ができていない状態ではあるが、データに縛られるリスクもあり、ただ闇雲に分析するのではなく、目的や意味をよく考えながら分析する必要性を再認識した。
それから、プロジェクトレポートのテーマ設定やリサーチフレームワークのあり方として、必ずしもRQや仮説検証を行う形である必要はなく、世の中の事実やデータを網羅的に調査し、独自にまとめる形でも十分にレポートとして価値があるということも日高先生よりコメントいただいた。
指摘事項に留意した上でデータ分析を進めていきたい。
研究状況報告(発表者:道越さん)
- どのように論文を調べるか?その際、
観点はどのようなものがあるか - 発見された論文2〜30本をとにかく読んでみる
研究状況報告(発表者:仲里さん)
建機のシェアについて調査する方向性を議論したが、
建機に着目するのであれば、既存レンタル市場との比較や、
2017年度 第35回ゼミ(2018.2.10)
研究状況報告(発表者:天羽さん)
プロジェクトレポート進捗状況、
研究状況報告(発表者:佐藤さん)
研究テーマ、及び、その研究の推進方法について議論した。推進方法の実現性の議論を実施。対象業界の課題を明確にするよう指摘をいただいた。
継続してテーマの具体化、及び課題の明確化を行っていく。
研究状況報告(発表者:江尻さん)
中小企業のIoT化の調査について進捗を報告。
前回発表との差分2点、①研究対象を中小企業の中でも金属加工業
②研究のフォーカスをIoT化拡大に絞るために、IoT化による
研究範囲外にすることを主に説明。
IoTによってどの環境パラメータを計測しているのか、また、I
2017年度 第34回ゼミ(2018.2.3)
研究状況報告(発表者:油布さん)
研究テーマを仮決めする。
研究方針は、IT技術の新興国へ海外展開の成功要因の調査の為、状況が類似していると思われる日本の中小企業に於ける事例を調査する。
今後は中小企業に於けるIT活用状況を調査する為、IT技術の領域を絞る。
研究状況報告(発表者:上田さん)
「サービス品質のHygiene Factorと顧客志向に関する考察」
これまでの研究内容の全体レビューと概念の整理を行った。工学システムの安全目標とサービス学のZone of Toleranceを類似した概念ととらえた。Johnston ら (2008) はZone of Tolerance をIdeal, Ideal feasible, Desirable, Deserved, Minimum tolerable,Intolerableの6段階で表現しているが、
Zone of Toleranceにおいては、事業者が顧客との関係に応じて、
研究状況報告(発表者:角田さん)
2017年度 第33回ゼミ(2018.1.31)
研究状況報告(発表者:道越さん)
研究テーマを仮決めするに当たって、自分自身の問題意識を整理することを目的にゼミを実施した。
自身または関係者からの経験則から、プロジェクトにおいて意思決定時の組織間調整に手間取ることが多いことを起点として、様々な組織が関連して成立するビジネスプロセスが、いつの間にか個別最適になってしまい、それは現在のデジタライゼーションで十分に恩恵を得られないことにつながる可能性を問題意識と感じていた。
まだ問題意識として、文章で説明できるようになっていない。
まずは、事象と事実を整理する必要があり、観察事実をデータに基づき説明できるように資料を集め集計し、そこから問題・課題または仮設設定できるように準備を進めて次回報告する
研究状況報告(発表者:友野さん)
システム開発におけるモデリング(UML)、アジャイル開発など研究テーマにしたいと考えており、現時点で考えられる複数のテーマ候補についてそれぞれの目的・意義を整理するためその状況の報告と関連する文献の紹介を行った。
モデリングのより効果的な使い方、
例えば、
より効果的な使い方と言った時の効果はどうはかるのか?
アジャイル開発は本当に上手くいっていないのか?
上記は感覚的には正しいと言えそうだが、現実はそうなのか?
これについて、まず世の中の事実・データを収集した上でその事実に基づきテーマを議論すべきである。ということだ。
その点で自分は事実確認のため作業時間が足りていないことを痛感
Milestones in Software Engineering and Knowledge Engineering History:
A Comparative Review / Isabel M. del Águila,José Palma, et al(2013)
2017年度 第32回ゼミ(2018.1.24)
研究状況報告(発表者:斉さん)
先生とSkypeで発表練習を行った。しかし、発表資料の作成が遅れたため、途中までしか実施できなかった。先生からは考察することを研究の目的にしてはいけないことを指摘していただいた。
また、ゼミ生の皆様からは、マネージャ職が研究対象外ならば不要ではないか、情報粘着性理論と前後との繋がりが弱いのではないかなどのご指摘を頂いた。
研究状況報告(発表者:木下さん)
「
2017年度 第31回ゼミ(2018.1.23)
研究状況報告(発表者:佐藤さん)
研究テーマ、及び、その研究テーマの意義について議論した。
テーマに満足度向上や効率化等複雑になっていてやり切れるボリュームか、意義を社会的、学術的、個人的に分類して、個人的意義の検討も必要、満足度の観点では、コストと提供価値は一般に相反するので、このバランスの視点が必要、無駄の定義を明確化すべき等、様々なご意見を頂戴した。
継続してテーマの具体化、及び目的の明確化を行っていく。
研究状況報告(発表者:天羽さん)
2017年度 第30回ゼミ(2018.1.20)
研究状況報告(発表者:秋山さん)
プロジェクトレポート発表に向けて、
◇プレゼン資料の構成について、いくつかのご指摘
- 先行研究で言われていること、
なぜ地震保険を取り上げたかの背景説明、日本における地震保険の制度上のメリット、アンケートをどのように取ったかというデータの事実、等はきちんとプレゼンに盛り込んだほうがよい。 - 研究の進め方や、
アンケート結果の分析に関するページの作り方について。 - 検定の説明の仕方について(あくまで偏りを見るものである)
- アンケートで確認した根幹テーマの結果の見せ方について(
グラフを工夫)
◇論文の中での主張に対するご意見
それぞれの特徴を知っていることが加入率向上につながるとは言い
研究状況報告(発表者:仲條さん)
Coming soon!!
2017年度 第29回ゼミ(2018.1.13)
研究状況報告(発表者:仲里さん)
逗子市議会の会議録をテキスト分析した内容を報告したが、
議論の質を分析したいのであれば、「質」
分析の対象・目的を明確にし、
研究状況報告(発表者:斉さん)
年末年始の期間で行ったデータ分析からいくつかの発見を紹介した。
例えば、全体とカテゴリ別で採択率を考察した結果、技術の専門家が他の職種より高いことや、年度によって、投稿数が大きく変動することなどの現象が観察された。こういった発見に基づいて以下2つの仮説を提示し、今後の方針を報告した。
- ①カテゴリによって各職種のパフォーマンスが異なる
- ②企業がアイデアに対するリリース優先度付けは製品ロードマップによる影響が大きい。
先生からは、残りの時間も少ないので、作業が発散しないように、しっかり仮説を決めてから行動してほしいとのご指摘を頂いた。
2017年度 第28回ゼミ(2018.1.6)
研究状況報告(発表者:上田さん)
「サービス品質のHygiene Factorと顧客志向に関する考察」
前回(11/28)の発表時にご指摘いただいたサービスの顧客による動的側面を考慮して、当たり前サービスのサービスとコストの基準(ALARP領域, As Low As Reasonably Practical)を顧客層に応じて変化させるコンセプトを紹介した。
また、インフラ産業の例として挙げている通信企業における顧客志向の変化、コア事業でのコスト削減の現状を整理し、当たり前品質が重要視されるインフラ産業においても競争環境が強まることで、それまで当たり前のごとく費用を投じていたコア事業のコスト削減が必要になることを示した。
いただいたご意見
エネルギーインフラと交通インフラ(特に航空)の当たり前サービス品質は異なるのではないか
エネルギーは継続的(Continuous Services)、交通は個別的(Discrete Services)なサービス提供が主であり、顧客がサービスを当たり前と知覚する程度に違いがある銀行や保険、病院などもインフラと言える
これまでは企業側が当たり前品質を定義してきたが、顧客志向が高まることによって変化があったのかインフラ産業の定義を明確にしたうえで、自由化の変遷とサービス品質が変化する状況を整理すべきである
今後に向けて
Continuous ServiceとDiscrete Serviceによるサービス知覚の違いは有用なご意見だった。あらためてインフラ産業を定義づけし、当たり前品質知覚の違いによる分類に加え、企業内部で当たり前品質維持を担う部門を明示して、当たり前品質とコストのトレードオフの議論を進める。
研究状況報告(発表者:角田さん)
研究状況報告(発表者:江尻さん)
中小企業のIoT化における生産性向上に効果的なデータ活用につ
今日、安価なセンサやボードコンピュータの普及により、企業が数
ヒトモノカネが豊富な大企業が自社のIoT化をする場合、あらか
中小企業が初期のIoT化後に、新たな課題を見つけては対応して
入手した中小企業IoT化事例の文献からは、企業がどのようなス
また、既存の、センサとICTによるデータ取得・活用と、今回の
これらは今後の課題として、検討していく。