2017年度 第29回ゼミ(2018.1.13)

研究状況報告(発表者:仲里さん)

逗子市議会の会議録をテキスト分析した内容を報告したが、分析したい内容と結果の不一致を指摘いただいた。
議論の質を分析したいのであれば、「質」の定義が先にあるべきであり、それをどのように測るかの設計が必要になるが、今回の内容ではその議論が全くされていなかった。
分析の対象・目的を明確にし、その方法を設計しなおすことが次回への課題となる。

研究状況報告(発表者:斉さん)

年末年始の期間で行ったデータ分析からいくつかの発見を紹介した。
例えば、全体とカテゴリ別で採択率を考察した結果、技術の専門家が他の職種より高いことや、年度によって、投稿数が大きく変動することなどの現象が観察された。こういった発見に基づいて以下2つの仮説を提示し、今後の方針を報告した。

  • ①カテゴリによって各職種のパフォーマンスが異なる
  • ②企業がアイデアに対するリリース優先度付けは製品ロードマップによる影響が大きい。

先生からは、残りの時間も少ないので、作業が発散しないように、しっかり仮説を決めてから行動してほしいとのご指摘を頂いた。