Category Archives: 日高ゼミ

2020年度 第40回ゼミ(2021.3.20)

【研究状況報告:斎藤さん】

プロジェクトレポートの自己評価と相対評価を行った。1年半前に行った先輩方のPRの評価とPRの執筆を終えた今の自己評価では評価の基準が異なるため、自分のPRに対して相対的にシビアな点数をつけることとなったが、客観的に評価できるならば、相対的に高いレベルでまとめられたと思う。何より、自分自身が満足のいくPRをまとめることができ、良かったと思う。

【研究状況報告:土井さん】

自身のプロジェクトレポートの自己評価と先輩方のプロジェクトレポートとの相対評価を実施した。研究プロセスについては普段から意識しながら実施していたため、相対的には高い評価を行った。ただ、結果については想定した結果が得られなかったため、中間程度の評価とした。また、研究が比較的計画通りスムーズに進んだ一番の理由が、研究テーマ選定の際に多くの先行研究を読みこんだことだと考えており、その重要性について、私が実際に読み進めた方法や研究テーマに行きついた過程を踏まえてお伝えした。本学で学んだことを今後の社会人生活に活かそうと考えている。2年間ありがとうございました。

2020年度 第39回ゼミ(2021.3.13)

【研究状況報告:HARUYAMAさん】

新たな研究課題の模索を目的に文献レビューの発表を行った。これから研究計画の具体化に向けて現時点での研究手法やデータの取得に関する考えを議論した。異なるドメインにおける推薦システムのユーザーエクスペリエンスがどのような要素によって左右されるのかを考える上で、Web Design (HCI/UI)系の要素が大きな効力を持っている可能性を議論

2020年度 第38回ゼミ(2021.3.6)

【研究状況報告:HARUYAMAさん】

既存の研究計画案と異なる視点から先行研究を読み新たなテーマが見つかるか否やを検討。そのプロセスの第一歩として推薦システムの研究領域での課題に関するレビュー論文の概要を発表。

2020年度 第37回ゼミ(2021.2.27)

【研究状況報告:落合さん】

中間発表(3/3)に向けて模擬発表を実施した。
題目「Aviation After Service Businessの展望 ~日本と海外のMROビジネス比較・受委託関係分析~」
以下の内容のアドバイスをいただいた。
1. 「目的」の記載が不明確&不正確。論点を明確にし、文章としての整合性を整えること
2. 「仮説」の説明が冗長的かつ論理の一貫性がない。日本と海外MROのビジネスの対称性を論理的に表現すべし。
仮説設定の論拠と合わせ、整理して明示すること。
3-1 先行研究の内容と意義の明示が必要。
本PRにおいて先行研究の〇〇(具体的説明が必要)に基づいて、さらに何を検証したかの論理的流れを明確にすること。
3-2 先行研究の骨子( -1 OEMがMROビジネスに参入  -2 エアラインが運送業務に特化してきていること(LCC))について、なぜこの流れが生じたか(先行研究の検証または今回の考察実施)、およびこの流れが今回の研究にどう影響しているかの関係性を明示することが望ましい。
4.コロナ後のAviation Businessの展望は?
いままでの前提はPreコロナまでの「航空産業成長曲線」をベースとした考察になっている。各Stakeholderの調査を通してPostコロナ時代のポートフォリオ展望まで行ければ、題名の「展望」と論文の目標が一致することもあり、この方向性を検討に加えることが望ましい。

2020年度 第36回ゼミ(2021.2.20)

【研究状況報告:原口さん】

研究計画の準備として、研究の対象となるオリンピックに関わる社会的背景や課題を中心とした文献調査のまとめを発表した。東京大会はコロナ禍の影響は避けられない中で、例えばオリンピックと技術開発領域の関わりなど、開催有無に左右されず影響の少ない領域を見つけて研究に取り組むのが良いとのアドバイスをいただいた。

【研究状況報告:落合さん】

PR中間発表にむけて以下のテーマについて説明を実施した。
題名:Aviation After Service Businessの展望
~日本と海外のMROビジネス比較・受委託関係分析~
(タイトルは前回アドバイスにより変更)
いただいたアドバイスは以下のとおり
(日髙先生)
研究の「論理性」がない。
研究の道筋としては
①背景:事実に基づくもの
②課題と目的
③研究方法;目的を達成するために妥当な研究方法であるか?
であるが、③インタビュー手法が①②の目的を達成するための妥当な手法であることが論理的に説明されていない。これらを「きちんとつなぐ」ことが重要である。
具体的には、論理的道筋を明確にするためには、②具体的記述となるRQ/Hをより明確にし、③誰にインタビューすればその目的が達成されるかという論理性を明確にすること。その他
・背景/ベースデータに以下を明示すること
-日本のMROビジネスが発展/展開していないという事実を示すデータ
-整備事業の中のAirframe領域のボリュームを示すデータ
・産業界における「オフショア」「リショア」の概念と流れの概要をご教唆いただいた。
・インタビュー設計時の注意点についてアドバイスをいただいたい
「インタビューの場合、必ずしも相手の立場や考え方によって必ずしも真実を話してもらえないリスクがある。相手にバイアスがかからない状態で真実に近い意見を聞きだすかを含め、研究全体をStep by Stepで設計する必要がある。」

2020年度 第35回ゼミ(2021.2.13)

【研究状況報告:鍵和田さん】

研究の進捗状況として、前回の発表で質問及び指摘があった2点(企業が海外に生産拠点を置く理由、及び各国の環境規制の定量化の方法)及び先行研究の調査内容を発表した。日本の環境規制による企業負担の実態を調査したほうがよいこと、また海外直接投資の内訳として、垂直的直接投資と水平的直接投資の比率を調べた方がよいと指摘があった。

2020年度 第34回ゼミ(2021.2.6)

【研究状況報告:落合さん】

前回までのアドバイスに基づき、以下の題名で3/3(水)中間発表にむけての全体像を説明した。
題名:Aviation After Service Businessにおける成功要素
~Singapore MROの分析による成長要因の解明~

いただいたアドバイスは以下のとおり
(日髙先生)
中間報告で大切なのは
・背景:事実に基づくもの
・目的
・研究方法;目的を達成するために妥当な研究方法であるか?Data内容、分析方法等
・(可能であれば)予想される結論
上記が有機的につながっている必要がある

(個別アドバイス)
1.目的
目的が不明確。意義、意味のある目的を明確にする必要がある
例. 「日本でMROビジネスが発展しない理由を明確にする」ということであれば「なぜ日本でMROビジネスをやる必要があるのか?」等が前提となる
2.題名
「成功」という文言は不適。成功要因は多様であり、単純な分析、論説はいかない。
3.すすめかた
①調査した先行論文の中で最も関係の深いものを洗い出す(方法論(アンケート、インタビュー等)の確認)
②先行論文での分析、結論を再度確認する
③これより落合自身の仮説を提示する
④具体的な仮説に対して調査方法を設計する(インタビュー設計⇒内容のCoding⇒アイディア、問題点のまとめ)
4.研究とは?
研究とはEvidence Base。Dataをもとでの考察、分析が必要。
基礎データのまとめをしっかりと。データをまとめる中で見えてくるものが多くある。
インタビュー等もこの基礎データをもって臨むべし。
5.その他
本題材の中での人件費の位置づけ、アライアンスの位置づけ、また、分析方法(AHP提案)等へのアドバイスをいただいた

(ゼミ同僚からの質問・アドバイス)
・仮説を明確に。調査対象としているMROが提供しているであろう「付加価値」についての仮説はあるのか?
・MROビジネスのコロナの影響についての考察
・研究の新規性は?
・経営戦略のインタビューでわかることと難しいことの切り分け⇒インタビューの裏側をどう読むか?
・委託元エアラインの意思決定戦略順位の分析にAHP手法を考えていることについて
・どのようなデータを収集予定か?サンプルは?
・AHP手法の妥当性について(本分析には不適格では?(日髙先生))
・エアラインの委託先選択の基準について⇒品質を明確化すべきでは?
・ビジネスの継続の要件として「信頼性」が大切では?
・MRO先行研究にある「顧客利益重視」「顧客共生重視」の具体的なものはなにか?これが「仮説」設定につながるのではないか?
・題名の「成功」とはなにをもって「成功」と定義するか? 失敗の事例との比較はできないか?(⇒日髙先生からのアドバイスに基づき「成功」という視点は変更する)

2020年度 第33回ゼミ(2021.1.23)

【研究状況報告:斎藤さん】

PR発表会の内容を通しで説明した。考察が足りない部分と表現方法に関する指摘を頂いた。また、統計処理の一部にミスがあったため、発表までに修正した。

【研究状況報告:土井さん】

本番発表に向けて、最終のレビューを実施。スイッチングコストの定義の説明、市場活性化のためになぜスイッチさせなければならないかの明確化、顧客特性に注目した理由の説明、等アドバイスいただいた。本番発表に向けて発表資料を最終化する。

2020年度 第32回ゼミ(2021.1.16)

【研究状況報告:斎藤さん】

研究内容全体について説明した。大きな部分での指摘はなく、分析プロセスや表現方法が伝わりにくい部分がある点について指摘を頂き、後日修正した。

【研究状況報告:土井さん】

プロジェクトレポート発表資料の第一回目のレビューを実施。立てた仮説を説明するスライドの変更、研究の意義の明確化、アンケートを取得しデータ分析したことがわかるスライドの追加、論理的な説明構成、等アドバイスをいただいた。第二回目のレビューに向けて本番発表資料を修正する。

2020年度 第31回ゼミ(2020.12.26)

【研究状況報告:斎藤さん】

主にアンケート集計結果の概観を発表した。データを精緻に分析するとともに、仮説を持って分析することも心掛けることや、想定内の結果と、意外な結果を分けてまとめてみる視点についてアドバイス頂いた。次のステップとして、上記に加えて差の検定を行ない統計的に分析を加える。

【研究状況報告:古田さん】

インタビュー内容について説明を実施。プロジェクトレポートに対するクライテリアを満足できておらず、再考および再検証が必要であることご指導頂いた。