Author Archives: hidakasemi

2018年度 第16回ゼミ(2018.8.7)

【研究状況報告:天羽さん】
プロジェクトレポートの進捗報告を行うとともに、8/23予定のBECC Japan
2018ポスター、8/30予定の中間報告会ポスターの2資料をご紹介し、各パート毎に先生およびゼミの皆さんから多数コメントを頂いた。今後当該コメントをもとに資料修正予定。
【研究状況報告:友野さん】
中間発表が近いため、ここまでの状況を一度整理し、中間発表を意識した形で報告を行った。
前回7/14からの進捗として
国内でシステムモデリング言語(UML/SysML)の利用実態についての先行研究が行わているかどうか調査を行ってる状況だが、少なくとも情報処理学会のライブラリ上には見つかっていない、組込みソフトウェアに限定すればJEITAによる2014年から継続したアンケートにより業界内のモデリングの実態調査が実施されていることが分かった。これをベースにして独自の観点で分析を行うということを基本的な方針にしたい考えている。
今日の発表の中で日高先生およびゼミ生からの指摘事項に答えきれない部分があり、研究設計としても多くの課題が残っている。 中間発表に向けて資料の形を整えることも大事だが、なにより、その研究の実態が論理的に成立するか。論理的に筋の通った説明できる内容を準備することが先と助言をいただいた。
中間発表までの時間で、改めて中身の部分を深堀して研究設計をやり直す必要がある。

2018年度 第15回ゼミ(2018.8.4)

研究状況報告(岩井さん)
・鉄道駅における避難場所の安全性検証と案内改善策の提案
まずは研究の流れをしっかりと作ることが最重要であるとのご指摘をいただいた。
調査・研究と実験、どちらをメインとして行うのか、実現可能性も含めて精査し決定していきたい。
また、先輩方から空港の取組みや駅での避難訓練計画について情報をいただいた。
駅の避難だからこそ発生する問題に絞り込み、避難経路や避難場所の安全性に影響しうる確からしいパラメータをインタビュー・アンケートを通して拾い出していきたい。
研究状況報告(角田さん)
Comingsoon!!

2018年度 第14回ゼミ(2018.7.21)

Exercise1(前川さん)
「良いプロジェクトレポートとは何か」というテーマで、まず、プロジェクトレポートの評価観点を「テーマ設定の論理性」「結論の有用性」「用語の一貫性」「展開の簡潔性」「恣意性の排除」の5つに設定した。その上で、過去のプロジェクトレポートを読んで評価し、その妥当性、評価者による異同点を議論した。
その上で、改めて、良いプロジェクトレポートを記述するために「新たな知見が得られる」「質の良いデータを獲得する」「ニュートラルに展開する」「尖った問題意識を持つ」というポイントをまとめ、プロジェクトレポート記述のためのフレームワークを提示した。
今後の研究活動の基礎となる整理としての意義が感じられた。
Exercise1(伊藤さん)
良いプロジェクトレポートとは何なのかについて、先輩のプロジェクトレポートを題材として考察し、発表を行った。自らにとって重要視しているのは、どの様な項目なのかを調べるために、自らの評価に対する変数を設定し、方程式を解くことで客観的に評価した。
その結果、私は研究の「重要性」を「良いプロジェクトレポート」の条件として重視する事が分かった。その他の項目についても、論文としての査読に耐えうる水準をクリアすることが必要であるとの結論に至った。また、研究を進める際にはデータをどのように取得し、取り扱うかがハードルとなると推測されるため、この点について事前によく検討する必要があると感じた。

2018年度 第13回ゼミ(2018.7.14)

研究状況報告(発表者:道越さん)

前回は「会議」の定義を具体化するという課題をいただいていた会議の種類を具体化する意味で「ブレインストーミング」でのアイデア出し、特に自身の業務を実験・観察対象として、効率の良い方法論を見出していくための観点や方向性をご報告した

総論として会議や問題意識、現実として意識している事柄が抽象的であり、一つ一つの事象をもっと具体的に分析することで理解を深めること
および、分析するべき問題意識に関連する具体的な属性(パラメータ)を見いだすことが直近の取り組みにおいて必要とのことでアドバイスをいただいた具体的な事象を掘り下げることを最優先に捉えるように検討を行う予定である
研究状況報告(発表者:油布さん)
専門家ヒアリング結果と戦略情報システムの参考文献を紹介し、クラウドサービスを捉える方向性の共有した。
また、研究の方向性(情報の深さ)、或いは、クラウドサービスの活用レベルの意見交換を実施した。
当面は第一段階の情報の深さに関する関連論文を調査することする。
研究状況報告(発表者:友野さん)

システムモデリング言語(UML/SysML)とIT人材育成の関連性について 調査研究を進めるにあたり、モデリング言語に関連した意識調査(Opinion Survey)を 行っている文献をいくつか紹介した。
その中で比較的新しい文献(2017年発表)でHarald Störrle / How are Conceptual Models used in Industrial Software Development? A Descriptive Surveyはモデリング言語の利用モードについてアンケート調査を実施しているもので、モデリング言語利用者の多くが同僚との会話のスケッチ(非形式的)として利用している ことを示すもので興味深い文献だった。
上記の使用モードや人材育成との関連性を含めて日本国内のモデリング言語の利用状況についてあまり研究が行われた文献が見つかっておらずもう少し探求したい状況であるが、その場合は個人で探すのではなく、その分野の有識者あるいは有識者との接点がありそうな学会の理事などにコンタクトして相談したほうがいいとの助言をいただいた。
中間発表に向けて助言にしたがって取組を加速させたい。

2018年度 第12回ゼミ(2018.7.7)

研究状況報告(発表者:岩井さん)

・鉄道駅無人改札口におけるテロ対策の現状把握と避難案内改善策の提案
問題意識と目的・手法を明確にすべきとのご指摘をいただいた。
自分の中でポイントが明確に定まっていないため、テーマ自体が大きすぎることや、「テロ」と「避難」が直接的に結びついていないため内容を絞るべきとのご指摘をいただいた。
加えて、現在想定している1,2回の実験では「ある程度確からしい知見」が得られるか疑わしく、実現可能な中で言えることを考えるために、他業種も含めた先行研究を詳細に調査すべきとのご意見をいただいた。
10%だけを動かす、という議論ではなく、あくまで100%に避難してもらうための研究であるため、議論の中で度々出てきた「ファーストペンギン」に関する論文も含め、避難行動のコミュニケーションをどのように測るべきかについて知見を深め次回の議論に繋げたい。
また、発表時に要点を意識した説明を心掛けるようにしたい。

研究状況報告(発表者:天羽さん)

7月7日:電力契約変更に関してアンケート調査進捗状況を報告するとともに、契約型とそうでない単発の購入型サービスに対する消費者の行動モデルに関してゼミ内にて議論した。日高先生より、契約変更有無とスイッチングコスト高低の2軸で整理したうえで分析してみるとよい旨ご助言頂いた。

研究状況報告(発表者:佐藤さん)

Comingsoon!!

2018年度 第11回ゼミ(2018.6.30)

研究状況報告(発表者:上田さん)

「当たり前サービス品質とコストのトレードオフに関する考察」
プロジェクトレポート発表会に向けた全体のレビューを行い、ご意見をいただいた。
これまでゼミで発表していたのと違い、全体のストーリーを、基本的な部分も含め、今一度コンパクトにまとめ直す必要性を感じた。
以下を中心にまとめ直す。
・本質的な議論に特化する
・問題認識の明示
・当たり前サービスに含まれるもの
・なぜ品質とコストがトレードオフなのか
・リサーチクエスションと対応した結論
・結論から導かれるインプリケーション

2018年度 第10回ゼミ(2018.6.23)

研究状況報告(発表者:道越さん)

前回報告した際に指摘を受けた会議の内容について、プロセス観点での考察内容を報告した。

プロセスの主体が特定できていないことから、一般的な会議に関する議論のように思われるとともに、そのような一般的事象に関する研究は事実上不可能という指摘をいただいた。
次回に向けた課題は、どのような会議に絞り込むかを具体的に検討する点である。
どのようなロジックで、なぜその対象に絞り込むかを合わせて検討した上で、
研究する際に誰に話を聞くのか?何を聞くのか?を合わせて具体化する点を検討する。
研究状況報告(発表者:油布さん)
クラウドサービスの活用論点に所有から利用へ、分散から集中へがある。新規価値創造にはクラウドサービスに格納された集合知が必要であり、情報の深さを考慮することで、集合知として効果的な情報の格納方法を考える。また、情報の効果的な活用方法に関する有識者ヒアリングについて確認する。
研究状況報告(発表者:友野さん)

エンジニア育成におけるモデリングの役割というテーマで研究計画を検討しているがRQ設定に苦戦している状況にある。
育成・教育という観点では大学のカリキュラムを用いた先行研究がいくつかあるが、自身の研究としてはフィージビリティに課題がある。
能力の育成・教育という本質的に難しいテーマについて中心となる論点や自分の立ち位置が明確になっていない点、具体的な議論ができる段階になっていない点など日高先生およびゼミメンバーから厳しい指摘を受けた。
ある程度の現状のテーマを維持しながらも、限られた時間の中で自分が実現可能な研究設計を考えていく必要がある。
中間発表に向けて集中する時間を確保していきたい。

2018年度 第9回ゼミ(2018.6.12)

研究状況報告(発表者:天羽さん)

6月12日:電力契約変更に関してアンケート調査を行う上で自身の仮説となる共分散構造解析モデルを設計し、アンケート項目を作成した。アンケートを事前にゼミ生に共有したうえでメンバーの方より質問内容に関してご指摘頂くとともに、先生よりモデルにおける興味深い仮説を設定すること、情報の取扱いに注意して必要な手続きをとることなどご助言頂いた。

研究状況報告(発表者:佐藤さん)

不動産検索の効率化を検討していたが、回帰分析をした辺りで行き詰まり、研究テーマを再設定している状況で、プロジェクトレポートのテーマ設定に関する意見をいただいた。
紆余曲折あったが、初心に戻りExcerciseを改めて行い、問いを考えていきたい。

2018年度 第2回サービス科学研究会(2018.6.9)

講演:「Makuakeによる素晴らしいアイデアがお蔵入りできない世界の創出」
講演者:株式会社マクアケ 代表取締役社長 中山亮太郎
概要:シャープやソニーのような大企業から、地方の中小企業やスタートアップ企業、そして個人まで、今急速に日本中から次々と思い切った新製品アイデアがMakuakeを通じて羽ばたいている。Makuakeがオープンしてもうすぐ5年。古いクラウドファンディングの概念に囚われず、独自に「素晴らしいアイデアがお蔵入りせずに羽ばたくための生態系」を進化させてきたことで、思い切ったアイデアを前に進めやすい環境が確実に広がっている。では、この市場の変化の裏側に何が起きており、どのように今の社会を切り取りながら考えるべきか。そして、この先起こる大きな変化の波は何なのかを、経営の現場から見えた市場のチャンスポイントを混じえながら紹介していく。