研究状況報告(発表者:秋山さん)
プロジェクトレポートをまとめていく方針について説明した。
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地震保険は国策として運営されておりユーザーメリットがあるが、 現状では他の保険と同等かそれ以下の販売状況である。 先行研究によっていくつかの要因が明らかにされているが一般的な アンケートを活用しているため、 本研究では消費者の意識と購入実態を分析し、 地震保険の普及に向けた知見を得たい。 - 消費者が、
地震保険や関連制度を理解していないことが阻害要因ではないか。 上乗せ地震を示すことが地震保険の割高感を解消にするのではない か。 - それ以外の、
普及に資する要因に何があるかについてデータ分析する。
- 消費者が、
次に、試験的に実施した加入データの分析結果について紹介した。
日高先生およびゼミ生から以下の助言を頂いた。
- これらの結果について優位な差があるのか否かについてはχ二乗検
定などを使えばよい。 - 先行研究で得られた知見の中で、検証したい、結果が違う、
漏れがあるのでは、と思うところがないか?むやみやたらとデータを見るより、 ポイントを絞ったほうが効率的である。 - 研究の目的を決めるのが難しいので安易に考えないこと。
論文発表の際に、 その辺りが考えられているかはほとんどの人ができていない。 しかも意味があることかというと難しい。 自分のスコープと対象がはっきりしているのか、 ということは論理的な観点から一字一句見られる。 - あと残り少ないが、データがある程度取れることを期待しつつ、
自分の視点をきちんと押さえてスケジュールに合うようにやってほ しい。
研究状況報告(発表者:木下さん)
プロジェクトレポートの進捗について「
研究状況報告(発表者:仲條さん)
プロジェクトレポートの骨子並びに提出までのスケジュールを確認させて頂きました。日高教授方からご助言とご指摘を賜り、更なる知識と深い考察が必要であることを痛感いたしました。
- 課題認識と課題解決に向けた方向性
- 研究目的と研究の意義
- 研究結果と結論
- 知見と示唆
研究状況報告(発表者:斉さん)
研究の概要(意義、新規性)、データの分析方法および実際に行った二群比較によるデータ分析の結果を紹介した。
データ内容にばらつきが大きく、どのような分析方法が適切なのか今後さらなる検討が必要。また、現在まで判明した課題および論文調査によって得られたヒントで研究フレームワークを見直した。最後に年末年始のまとまった時間を有効活用するためにPR執筆のスケジュールを説明した。先生からは、仲介者について、例えば、マネーフローに入っていない人々を対象にするか、Salesforceのプラットフォームに参加しているパートナー達の扱いをどうするかなど、さらに明確に定義することが必要であると指摘された。また、OUICを調査する過去論文をよく読み、彼らがどのような視点でOUICを分析しているかに着眼し、自分の考察観点を検討する際に、それを参考にしたほうが良いとアドバイスを頂いた。