2021年度 第8回ゼミ(2021.5.29)

【研究状況報告:伊藤さん】

半導体装置市場における各社のサービス事業の取組として、半近年における導体装置市場売上の8割を占めている5社に対してサービス事業への取組内容を事前調査として発表させていただきました。半導体5社の内4社が半導体製造プロセスへ関与する方向でのサービス発展を進めており、又売り上げを伸ばしている。半導体メーカーの生産工程に食い込むことにより、半導体メーカーが抱えるハード面の問題を含め、装置メーカーがサポートすることにより、今後の今後の半導体装置メーカーにおけるサービス事業発展、昨今の半導体不足に対する気づきになれるのではないか?として、研究の目的を半導体製造装置メーカーのサービス事業向上は半導体市場の生産性向上にどのような影響をあたえるかと定め経緯を発表した。
日高先生およびゼミの皆様よりいただいたアドバイスは以下の通り
・研究を進めるにあたり、半導体のロードマップの整理やサービス事業がなぜ向上しなければいけないか?など、事実関係の整理をしっかりと行う必要がある。
・サービスなどを一般化すれば、はたして半導体の生産性が上がるのか?そのあたりの関係性をしっかりと見極めなければならなない。議論に有効なアウトプット<==>インプットの関係性など業界の動向をしっかりと把握する必要がある。
・半導体装置メーカー、半導体メーカーの力関係や、それぞれのコンピテンシーを明確にし、分析する必要がある。
・半導体製造が不足している現状に対して、うまくいっていない原因はそもそも何なのか?本当にサービスが原因に関わっているのか?組織内の力関係はどうなっているのか?などしっかりとした情報集めが必要になる。
以上のアドバイスを踏まえて、研究の設計を行うべく、研究フレームワーク作成中心に今後進めていきます。