2021年度 第3回ゼミ(2021.4.24)

【研究状況報告:伊藤さん】

半導体製造装置企業におけるサービス事業の重要性として、大手5社の内「東京エレクトロン」におけるサービス事業の取組について発表した。
半導体業界においてもIoTやリモート化の促進が起こることをを予想し、装置内に対応できるデバイスを組込み次世代装置に備え、サービス事業の付加価値を高めていく方向性で動いている事をご報告させていただきました。
今後残りの大手4社の動向を調べるとともに、各社のビジネスモデルやサポート体制、エンドユーザーの動向をつかんでいるのか、又、昨今の半導体不足へのこのレポートの貢献を念頭に置き、進めていくべきとのご指導いただきました。

【研究状況報告:鍵和田さん】

前回の発表で質問及び指摘があった日本の環境規制による企業負担の実態、各国の地球温暖化対策の施策の比較、及び海外直接投資の種類について発表した。
地球温暖化対策税及び石油石炭税の税負担が近年減少している原因として、各産業におけるエネルギー消費のポートフォリオ構成が変化していることも考えられるという指摘があった。今後は、引き続き論文調査を継続するとともに、環境規制の定量化についても検討を始めることとする。