研究状況報告(発表者:道越さん)
今後は、私自身の背景にある職業的メンタルモデルを打破する必要があるという指摘をいただいた。具体的には、以下の点について改善が必要である。
- 現在は、「学習」しているだけであり、その内容整理ができていない
- 自分自身が、問いに対してオーナーシップを持たなくてはならない。すなわち、問題を見つけにいくことが重要である(発表を振り返ると、評価者のような立ち位置での発言が目立ったように考える)
- 問題が何かを、具体的な構造を考えて突き詰めていくことが必要である
次回に向けては、インプットは一時的にやめて、これまでの情報を整理しつつ、何を問題として捉えにいくのか具体化していく。
研究状況報告(発表者:仲里さん)
Airbnbにおける、ホスト側からゲスト側に対する信頼形成に関して発表を行った。
Airbnbにおける手続きのやり取りを整理し、チェックアウト後の同時レビューの結果に着目する点を議論した。
ホスト側に着目するのであれば、1人のゲストとのやり取りだけではなくホストの取引履歴からもう少し長い時間幅での分析の必要性を指摘いただいた。
また、シェアリングエコノミーに着目する理由やAirbnbを対象とする背景を、他の概念と比較しながら整理する必要性を指摘いただいた。
信頼形成という視点と、レビューシステムの比較という視点でAirbnbのクローリングデータを取得できる範囲で分析対象を絞っていく。