2017年度の夏、日高研究室では夏季集中ゼミを、東工大のすずかけ台校舎で開催しました。各自の研究の進捗や、興味のある分野の発表を行い、賑やかで、有意義なゼミとなりました。また、今回はOBの東さん、藤田さん、荒木さんも参加され、ゼミ修了後は、懇親会がOBを含めて行われました。
- 集中ゼミ
日時:8月19日(土)
場所:東工大すずかけ台校舎
発表者:秋山さん
プロジェクトレポート中間発表会に向けて「
日高先生やOB、ゼミ生から以下のような助言を頂いた。
・
・ノーロス・ノープロフィットの地震保険では、
・研究の意義、面白さが建前的なので、
・住宅の構造レベルとの相関や地域との相関など、
発表者:天羽さん
「エネルギー」及び「サービス」
発表者:上田さん
課題論文として、”An Analytical Framework for Value Co-Production in Services” (Karmarkar & Roel, 2014)を選択した。
ゲーム理論をベースとしたアプローチは興味深かったが、フレームワークとして使えるかどうかは議論の余地があるようだ。サービス品質を考えるうえで、参考にしたい。
発表者:斉さん
『人事給与ERPにおけるリプレイス発生要因の分析』を題に発表を行った。人事給与ERPを販売導入しているSIerにて、どういった競争力がユーザの購買要因、継続使用要因に相当するのかを判明することを研究目的として考えた。社内の顧客満足度調査によってSIerの競争力を洗い出し、SEへのヒアリングを通じて、ERPのリプレイスが発生した際に、リプレイスされる側のERPに対するユーザの不満を聞き出すことで、購買、継続使用につながる要因を特定する手法を提案した。
OBと在学生の方からは、「クラウドが普及し、SIビジネスが衰退するのは今後のトレンドであるにもかかわらず、SIerの競争力を研究する価値があるのか」、「自動化、標準化は盛んになっている今、カスタマイズを研究する意味があるのか」、「人事・給与分野ERPに強い競争力が必要なのか」、「自社製品の調査で一般性が欠けるのでは」といったご指摘を頂き、議論を行った。
先生からは「ERPリプレイスに関する意思決定の際に、上層部の意思が多く入ってくるので、社内のSEに聞くだけで本当のリプレイス要因を聞き出せるのかは疑問」、「いずれの研究手法にせよ、説明の論理性が重要である」とご指摘をいただいた。
発表者:佐藤さん
論文「Service Research Priorities in a Rapidly Changing Context」に関し、研究の糧になる個所の説明
発表者:中條さん
中間発表に備え実際の持ち時間でプレゼンの予行練習を行った。資料は下記の通り作成した。
タイトル: 修学旅行における体験活動と感動因子・成長因子の定量的分析
構成: 概念定義、現状と背景、問題提起、研究の目的、研究の意義・重要性、仮
説設定、研究手法、先行研究、調査設計、限界並びに制限、サンプル調査による分
析結果例
日高先生から下記のコメントを頂きました。
1.最大でPP15枚程度に再編集すること。
2.現段階で根拠に疑念がある分析結果の発表は控えること
発表者:友野さん
日高先生から紹介された以下タイトルの論文を読み、
残りの時間で今後の自身の研究テーマの方向性と予定について話を
発表者:角田さん
課題論文として ”Assessing the Value of Process Improvement by Means of Service Imperfections and Value-Leaks: The Case of a Large Scale Municipality Contact Center “ を選定し、内容の概説を行なった。
発表者:仲里さん
製造業のサービスの種類と財務データの分析によって、製造業のサービス化の成功要因を抽出することについて発表した。しかし、財務データとのひも付けは難しい点、データ収集が実現困難である点を先生はじめメンバーの方々から指摘をいただいた。
テーマの見直しも含めて今後の進め方を検討する。
発表者:道越さん
発表者:油布さん
グロービス経営学院( MBA)の一年目の必修科目の中から、下記の 3 分野から総点検の意味を含め抜粋しました。
マーケティング、アカウンティング、ファイナンス
また、製品開発に必要なテーマとファイナンス理論を中心に、発表させて戴きました。個人的にMBA の基礎的な体力を向上させることで、今後の研究にも生かしたいと思います。