2016年度 第15回ゼミ(2016.9.30)

研究状況報告(発表者:荒木さん)

「エンタープライズアプリケーション開発組織のマネジメントに関する比較研究」
中間発表を念頭に置いた発表を行った。前回の発表からさらに複数の学外有識者のコメントを受けて、もはや問題には関係の無いWeb系企業は話から切り離して、先進的なエンタープライズアプリケーション開発組織とそうでない組織の違いについて検討を行った。特に、伝統的組織が如何にして成立したかについては調査の結果をおりこんで発表した。発表後は、やはり前回と同じく、議論が抽象的過ぎて、現実に考慮すべき観点が抜け落ちているという指摘は多く受けた。また、ソフトウェアならではの研究の難しさ(品質の定義が難しい、開発の本質的な難しさとそうではない難しさの違い、技術力の影響、法令の影響などなど)があるという指摘も受けた。