2016年度 第29回ゼミ(2017.2.4)

研究状況報告(発表者:秋山さん)

「損害保険の業務プロセス革新」の研究領域として、完全キャッシュレス実現可能性についてアンケート調査した内容を発表した。仕組みやプロセスを整備することで現状よりもキャッシュレス化が進められる余地があることが確認できたが、一方で完全に現金扱いを無くすという事には至らないのではないかという結果であった。
似たような業種や商品との比較や、人の購買行動(性別・年齢別・商品別)と決済手段について一般化して研究してみてはどうか。世の中にイノベーションの結果として新しい商品や仕組みが登場した際に、古い商品や仕組みをどのようにして廃止してきたか、その必要性や意義、方法についての議論は経営的な観点で価値があるかもしれない。というアドバイスを頂いた。