2016年度 第30回ゼミ(2017.2.7)

研究状況報告(発表者:仲條さん)
  1. 前回までのレビュー
    (1)「感動」の定量的観察について
    身体変化の測定、感情の変化と時系列、ネガティブとポジティブ
    (2)「感動」の定性的観察について
    感動評価の7因子、感動要因の6因子、インタレストとカタルシス
  2. 前回からの実施事項
    (1)「体験」の記述とカテゴリー化
    (2)「成長」に関する、測定可能な代理変数の設定
    ①IKR評定法(独立行政法人国立青少年教育振興機構)
    28の質問項目で、「生きる力」に関する3つの上位能力と14の下位能力を測定する。
    ②自尊感情・自己肯定感測定尺度(東京都教育庁)
    22の自己評価質問項目、24の他者評価質問項目によって、自尊感情・自己肯定感に関する9つの因子を測定する。
    (3)意識調査シート(イメージ)の作成
    ①「体験学習」(説明変数) 認知科学的なカテゴリーの設定
    ②「感動」(目的変数1) 感動量/感動種別の測定
    ③「成長」(目的変数2) IKR評定法または自尊感情・自己肯定感測定尺度による因子の測定
  3. 本日の論点
    (1)体験学習の分類軸の設定について
    (2)収集データによる分析手法と可能性について
  4. 今後のスケジュール