【研究状況報告:友野さん】
前回(6/22)発表を行った際に指摘を受けていたシステム開発におけるモデリングの概念整理を中心に説明を行った。
モデリングスキルという観点について、モデリングのプロセスに関連付けながら整理を試みたが、関連する文献調査の不足などから十分な整理が行えていない。
「スキル」は重要なテーマではあるが、一般的に言われるように取り扱いの難しい概念であることを改めて実感している。
アンケートを念頭においたリサーチフレームワークを検討しているが、現状ではまだスコープが広く目的が曖昧との指摘を受けており、例えばシステム開発におけるモデリングもUMLに限定するなどして、事前に答えを予測した上で仮説検証型のアンケートを実施すべきではないかと助言を頂いた。
日高先生からも当初の研究のモチベーションや目的について、いろいろな思いが入り混じっている状態に見えるため、そこをもう少し整理してリサーチフレームワークを見直すと良いだろうと助言を頂いた。
助言をもとに引き続き研究設計の精度を上げていきたい。