2018年度 第20回ゼミ(2018.10.13)

【研究状況報告:友野さん】

中間発表および夏季合宿の指摘事項を踏まえた現在の進捗状況の報告を行った。
システム開発におけるモデルおよびモデリング言語の利用実態の調査というテーマについて、どのような仮説、どのような分析の観点での調査を行うか、その調査の意義はどこにあるのか。という点について、これまでの検討状況を整理しながら改めて説明を行った。
議論の中止にFlowlerによるモデルの利用目的の形式性
In-formal / semi-formal / formal というキーワードに対して、あまり深く考えずに非形式、半形式、形式という日本語に変換していたが、それ自体が適切なのかという指摘があった。
ゼミメンバーの指摘で議論を深めて行く中で、日高先生よりモデリングツールのコミュニケーション手段としての利用実態を調査するという形で深掘りすれば何か知見が得られるのでは?そのぐらい目的、対象を限定しないとプロジェクトレポートとしてまとまりがなくなるので注意が必要である。
一方で背景や考察としては昨今の情報産業の大きな変化を適切に捉える必要がある。と助言をいただいた。
いただいた助言をもとにフレームワークを修正し、予定していたアンケートが実施できるように準備を行っていきたい

【研究状況報告:前川さん】

前回に引き続き、研究テーマの糸口として、「日米エンタープライズIT比較」と「ソフトウェアのサービス化(SaaS)」を掲げて資料を読み込んで問題点を明らかにするとともに、自分の事業での立ち位置、やろうとしていることも明らかにしている。
今回、関連する資料が探せたことと、皆さんより資料について示唆を得たことで更に深掘りしつつ、しばらくはテーマを絞り込まず、調査の範囲を広げたうえで、最終テーマを選定したい。