2018年度 第14回ゼミ(2018.7.21)

Exercise1(前川さん)
「良いプロジェクトレポートとは何か」というテーマで、まず、プロジェクトレポートの評価観点を「テーマ設定の論理性」「結論の有用性」「用語の一貫性」「展開の簡潔性」「恣意性の排除」の5つに設定した。その上で、過去のプロジェクトレポートを読んで評価し、その妥当性、評価者による異同点を議論した。
その上で、改めて、良いプロジェクトレポートを記述するために「新たな知見が得られる」「質の良いデータを獲得する」「ニュートラルに展開する」「尖った問題意識を持つ」というポイントをまとめ、プロジェクトレポート記述のためのフレームワークを提示した。
今後の研究活動の基礎となる整理としての意義が感じられた。
Exercise1(伊藤さん)
良いプロジェクトレポートとは何なのかについて、先輩のプロジェクトレポートを題材として考察し、発表を行った。自らにとって重要視しているのは、どの様な項目なのかを調べるために、自らの評価に対する変数を設定し、方程式を解くことで客観的に評価した。
その結果、私は研究の「重要性」を「良いプロジェクトレポート」の条件として重視する事が分かった。その他の項目についても、論文としての査読に耐えうる水準をクリアすることが必要であるとの結論に至った。また、研究を進める際にはデータをどのように取得し、取り扱うかがハードルとなると推測されるため、この点について事前によく検討する必要があると感じた。