2018年度 第13回ゼミ(2018.7.14)

研究状況報告(発表者:道越さん)

前回は「会議」の定義を具体化するという課題をいただいていた会議の種類を具体化する意味で「ブレインストーミング」でのアイデア出し、特に自身の業務を実験・観察対象として、効率の良い方法論を見出していくための観点や方向性をご報告した

総論として会議や問題意識、現実として意識している事柄が抽象的であり、一つ一つの事象をもっと具体的に分析することで理解を深めること
および、分析するべき問題意識に関連する具体的な属性(パラメータ)を見いだすことが直近の取り組みにおいて必要とのことでアドバイスをいただいた具体的な事象を掘り下げることを最優先に捉えるように検討を行う予定である
研究状況報告(発表者:油布さん)
専門家ヒアリング結果と戦略情報システムの参考文献を紹介し、クラウドサービスを捉える方向性の共有した。
また、研究の方向性(情報の深さ)、或いは、クラウドサービスの活用レベルの意見交換を実施した。
当面は第一段階の情報の深さに関する関連論文を調査することする。
研究状況報告(発表者:友野さん)

システムモデリング言語(UML/SysML)とIT人材育成の関連性について 調査研究を進めるにあたり、モデリング言語に関連した意識調査(Opinion Survey)を 行っている文献をいくつか紹介した。
その中で比較的新しい文献(2017年発表)でHarald Störrle / How are Conceptual Models used in Industrial Software Development? A Descriptive Surveyはモデリング言語の利用モードについてアンケート調査を実施しているもので、モデリング言語利用者の多くが同僚との会話のスケッチ(非形式的)として利用している ことを示すもので興味深い文献だった。
上記の使用モードや人材育成との関連性を含めて日本国内のモデリング言語の利用状況についてあまり研究が行われた文献が見つかっておらずもう少し探求したい状況であるが、その場合は個人で探すのではなく、その分野の有識者あるいは有識者との接点がありそうな学会の理事などにコンタクトして相談したほうがいいとの助言をいただいた。
中間発表に向けて助言にしたがって取組を加速させたい。