2018年度 第10回ゼミ(2018.6.23)

研究状況報告(発表者:道越さん)

前回報告した際に指摘を受けた会議の内容について、プロセス観点での考察内容を報告した。

プロセスの主体が特定できていないことから、一般的な会議に関する議論のように思われるとともに、そのような一般的事象に関する研究は事実上不可能という指摘をいただいた。
次回に向けた課題は、どのような会議に絞り込むかを具体的に検討する点である。
どのようなロジックで、なぜその対象に絞り込むかを合わせて検討した上で、
研究する際に誰に話を聞くのか?何を聞くのか?を合わせて具体化する点を検討する。
研究状況報告(発表者:油布さん)
クラウドサービスの活用論点に所有から利用へ、分散から集中へがある。新規価値創造にはクラウドサービスに格納された集合知が必要であり、情報の深さを考慮することで、集合知として効果的な情報の格納方法を考える。また、情報の効果的な活用方法に関する有識者ヒアリングについて確認する。
研究状況報告(発表者:友野さん)

エンジニア育成におけるモデリングの役割というテーマで研究計画を検討しているがRQ設定に苦戦している状況にある。
育成・教育という観点では大学のカリキュラムを用いた先行研究がいくつかあるが、自身の研究としてはフィージビリティに課題がある。
能力の育成・教育という本質的に難しいテーマについて中心となる論点や自分の立ち位置が明確になっていない点、具体的な議論ができる段階になっていない点など日高先生およびゼミメンバーから厳しい指摘を受けた。
ある程度の現状のテーマを維持しながらも、限られた時間の中で自分が実現可能な研究設計を考えていく必要がある。
中間発表に向けて集中する時間を確保していきたい。