研究状況報告(発表者:友野さん)
テーマの探求状況の報告を行った。
前回(4/17)発表時点でいくつかテーマ候補があり、
できていない状況だったが、改めて問題意識を整理し、
育成や技能習得におけるモデリングの役割について探求することを
テーマの中心として行きたいと考えている。
まず日本国内のIT人材の現状を把握するため、
実施した IT人材白書や組み込みソフトウェア産業動向調査の報告書から、
テーマ設定の背景となるデータを紹介した。
またテーマに関連する先行研究の一つとして技能取得のモデルとし
ドレイファスモデルについての紹介を行った。
現状、テーマ設定のみで具体的な研究設計がまだできていないが、
日高先生からはやはり研究設計やそのフィージビリティの検討を
早めに進めること、それから人材育成や技能取得の効果を測定する
場合には適用前後のデータが必要となり、一般的に研究コストが
高くなるという点に留意するよう助言を頂いた。
またITエンジニアの能力を定義するにあたり、
Computational Thinking(計算論的思考)という概念が
何らかの参考になるかも知れないとご紹介をいただいた。
ゼミ生からは現状のテーマ設定に関して、目的意識や対象分野に
関する指摘を多くいただき、
IT人材育成に関する有用な情報もいただき今後の研究に役立てた
引き続き先行文献の調査にあたり具体的な研究設計を進めて行きた
研究状況報告(発表者:仲里さん)
Comingsoon!!