2016年度 第20回ゼミ(2016.11.9)

研究状況報告(発表者:仲條さん)

【発表内容】
1.テーマ:「自分の専門的知識を充実させる施策を考える」
2.構成: 前回のレビュー/前回からの実施事項/今後の取り組み
【指摘事項】
1.体験と感動に関する先行研究は多い。検索サイトCiNiiを推薦する。
2.「感動」の定義、詳細な記述が必要。海外文献調査のために英語の表記も必要。
3.体験を総花的に分析するのではなく、二つ程度に絞り込みが必要。
4.修学旅行と教育効果に関するベタな調査が必要。フリルとしての「感動」であれば研究する価値はある。
5.管理可能な修学旅行は、教育効果に関して設計し尽くされているはずだ。それを追認する意義はあるのか。
6.「記憶」も重要な因子だ。文集等に表記されるキーワードを集計し読み取る方法もある。
7.「教育」と「旅行」の2軸で考えるべきだ。

研究状況報告(発表者:秋山さん)

研究テーマ案として「保険会社の目指す方向について」を発表した。少子高齢化による人口の減少、自動運転車の実現による事故減少、デジタル・ディスラプションの脅威を踏まえた将来戦略について説明を行った
「社会的見地からの問題点は何か。」「社会不安は以前より増している実感があるが、世の中は安全になっているのだろうか。」「コンテンツや知財など情報量が増え、ネット上の炎上に対するリスク管理の必要性も増している。情報化社会の中で、損害保険会社の機能はどのように変化していくか。」等について議論を行った。
日高先生より「デジタル・ディスラプションがユーザーにとってのみメリットが大きくなった場合にどう対応すべきか。提案型の研究を行う場合、その正当性を主張する必要がある。」のご指摘を頂いた。