【研究状況報告:宮内さん】
ゼミの概要:
・説明内容 中間発表の紹介、フィードバック内容の反映、
政策観点でのエクスパートインタビューを検討する
リコメンデーションに繋がるQや考察の検討する
類似製品などの過去の研究例も参考にする
コメント:
・普及がテーマであれば、ビル/建築資材の観点から、なぜBIPVを使わないかに着目してもよい
(使う人と使わない人の判断○×△を比較するなど)
・現状の課題(資材が高いなど)が普及に対してどうなのか、を調べることも重要である。
・現在の研究方針で進めるなら、研究の対象/前提を明確にした方がよい。
【研究状況報告:眞方山さん】
ゼミの概要:
中間発表、審査員からのフィードバック内容の紹介
フィードバックを受けた研究計画の見直し案を説明
コメント:
専門家へ聞きに行くと良い
公開データだけでなく、オリジナルデータも収集できるようにすると良い
自動車のカテゴリによっても傾向が異なりそうで、より詳細に分析してみると良い
今後:
インタビュー先の候補と内容案を検討する
先行文献を調査しながら分析を進める
【研究状況報告:福原さん】
発表内容:
・俯瞰システムを用いたTechFrontの特定方法について
・化学・材料系論文の引用関係から技術分野のクラスタを生成し、さらに応用研究との類似度の高い分野を抽出した。
・抽出分野の中からさらに平均出版年および出版速度(10年間の平均出版数)をプロットし、いずれの値も最も大きいクラスタをTechFrontとした。
・抽出した技術の過去20年における研究領域の推移を分析した。初期では新材料の合成に関する研究が多く、次第にメカニズムや構造に関する研究が増える。直近5年では新しいアプリケーション(別の応用先)に関する研究が増えるというものであった。
・当該技術分野(クラスタ)は現時点で実用化には至っていないため今回の検討方法が妥当かは、既に実用化された既存分野についても同様の分析を行うことで帰納的にその確からしさを検証する予定。
質疑内容:
・類似度でベクトルという話が出たが、指標は何か。
⇒ クラスタ間の単語の類似性の指標(
・今後の方針としては、どのようなことを考えているか
⇒ 既存のトランジスタ材料や、蛍光体といった集積回路以外も含めた実用化分野について、同様の分析を行い傾向を抽出し、帰納的に「法則」を見出す。それを基に他分野のTechFront抽出の足掛かりとしたい。
・会社内でこのような方法を使った経営戦略への提言といったことを、俯瞰分析の応用先として考えてもいいのではないか。MOTに在籍中は人脈を使っていろいろな人の話を聞いてみるのがいいと思う。
⇒ 実際にそれは検討し、社内でも周りに発信を始めている。