2020年度 第31回ゼミ(2020.2.6)

【研究状況報告:落合さん】

前回までのアドバイスに基づき、以下の題名で3/3(水)中間発表にむけての全体像を説明した。
題名:Aviation After Service Businessにおける成功要素
~Singapore MROの分析による成長要因の解明~

いただいたアドバイスは以下のとおり
(日髙先生)
中間報告で大切なのは
・背景:事実に基づくもの
・目的
・研究方法;目的を達成するために妥当な研究方法であるか?Data内容、分析方法等
・(可能であれば)予想される結論
上記が有機的につながっている必要がある

(個別アドバイス)
1.目的
目的が不明確。意義、意味のある目的を明確にする必要がある
例. 「日本でMROビジネスが発展しない理由を明確にする」ということであれば「なぜ日本でMROビジネスをやる必要があるのか?」等が前提となる
2.題名
「成功」という文言は不適。成功要因は多様であり、単純な分析、論説はいかない。
3.すすめかた
①調査した先行論文の中で最も関係の深いものを洗い出す(方法論(アンケート、インタビュー等)の確認)
②先行論文での分析、結論を再度確認する
③これより落合自身の仮説を提示する
④具体的な仮説に対して調査方法を設計する(インタビュー設計⇒内容のCoding⇒アイディア、問題点のまとめ)
4.研究とは?
研究とはEvidence Base。Dataをもとでの考察、分析が必要。
基礎データのまとめをしっかりと。データをまとめる中で見えてくるものが多くある。
インタビュー等もこの基礎データをもって臨むべし。
5.その他
本題材の中での人件費の位置づけ、アライアンスの位置づけ、また、分析方法(AHP提案)等へのアドバイスをいただいた

(ゼミ同僚からの質問・アドバイス)
・仮説を明確に。調査対象としているMROが提供しているであろう「付加価値」についての仮説はあるのか?
・MROビジネスのコロナの影響についての考察
・研究の新規性は?
・経営戦略のインタビューでわかることと難しいことの切り分け⇒インタビューの裏側をどう読むか?
・委託元エアラインの意思決定戦略順位の分析にAHP手法を考えていることについて
・どのようなデータを収集予定か?サンプルは?
・AHP手法の妥当性について(本分析には不適格では?(日髙先生))
・エアラインの委託先選択の基準について⇒品質を明確化すべきでは?
・ビジネスの継続の要件として「信頼性」が大切では?
・MRO先行研究にある「顧客利益重視」「顧客共生重視」の具体的なものはなにか?これが「仮説」設定につながるのではないか?
・題名の「成功」とはなにをもって「成功」と定義するか? 失敗の事例との比較はできないか?(⇒日髙先生からのアドバイスに基づき「成功」という視点は変更する)