2019年度 第27回ゼミ(2019.12.14)

【研究状況報告:道越さん】

オンライン診療の文脈で、今回の分析対象となるデータが「遠隔健康医療相談」に該当すると整理した上で、遠隔健康医療相談サービスで行われているテキストベースの会話が、今後のオンライン診療のどのような領域に貢献できるかのアイデア、実際にサービス上で行われている対話がどのようなものであるかを分析しつつ、どのような点で深掘りしていこうと考えているかを報告した。
いただいた指摘として、遠隔健康医療相談サービスがビジネスとして有望なのか?(LINEヘルスケアの参入などを例にとって議論)、ビジネスオポチュニティがどのような点にあるのかを整理しつつ、そのオポチュニティが現行サービス上で現れているかを分析するのが良い、
あるいは本領域における議論を整理し、その中で仮説を作りながらデータ分析していくのが良いというアドバイスをいただいた。

【研究状況報告:土井さん】

プロジェクトレポートの題名を決定したため、決定に至った理由について各種公開データや先行研究を基にして説明を行った。顧客の認識を評価する方法は詳細に検討する必要があること、普及過程であることを考慮する必要があること、Webアンケート方法について事前に考慮する必要があること、等ご指摘いただいた。今後の予定は、具体的な仮説設定を実施することで研究範囲をより具体的に設定する。