2018年度 第22回ゼミ(2018.10.20)

【研究状況報告:道越さん】

これまで具体的なデータがない状況での議論であったために議論も深まらなかったことから、取得可能なデータとしてインターネット上で公開されている会議室情報を収集した上でその後の研究計画をご報告した。
しかし、取得可能なデータから計画を立てるアプローチでは、当初の問題意識とのズレや、意義そのものも見出せないのではないか?というご指摘をいただいた
ここまで会議の生産性や価値を軸に議論してきたが、「会議の」というスコープが果たして自分の問題意識とフィットしているのか?を改めて考えた。
会議はあくまで、日常的に発生するコミュニケーション手段の1つに過ぎず、分析対象として選定する可能性はありつつ、まずはコミュニケーションのどのような事象に注目するか?をより具体的に定義する必要があると考え、問題意識と目的の見直しを行っている
当初、問題意識とまでは行かずとも気になっていたことは、人は誰かとコミュニケーションをとることで、新たなアイデアや課題解決の方法を見出すなど、生産性を高めることができるはずであるということを考えていた。
その1つの例として会議を上げたところに過度に注目し過ぎていた
どちらかといえば、何気ない立ち話などから気づきを得ることなどが多いように思う。そのような事象が会議に含まれているとするなら、今後も会議を対象に分析するが、現時点では会議は前後の準備やファシリテーションなどのテクニカルな要素によって生産性を高めることができるという議論があり、それは当初の気になっていたこととは異なっていると考えている。
もう一歩、目的と対象を明確にしつつ、期間も限られているので有識者等にあたりながら作業を進めていく

【研究状況報告:関さん】

Comingsoon!!