2016年度 第26回ゼミ(2017.1.14)

研究状況報告(発表者:荒木さん)

「銀行における情報システム開発組織の意識に関する調査研究」
実態に即してテーマの表現を大幅に絞り込んだ。また、アンケート調査の集計データの結果を紹介して、その結果に対する考察を紹介した。先生からは、仮説の出所が弱いので、仮説が当てはまらなかったことに対する考察の説得力がなくなるという点と、この結果が出たからどういう問題が起きるのかという点に対する説明が不足しているというコメントをいただいた。その他も重要なコメントは多かったが、特にその2点が重要で、それを踏まえてプロジェクトレポートを修正する必要があることがわかった。

研究状況報告(発表者:木下さん)

「中小製造業の事例分析によるマーケティング戦略についての一考察」と表題を変更し、先行調査に加え立場の異なる複数の有識者への事前ヒアリング内容、そこから立てた仮説および中小製造企業2社へのインタビュー調査内容など、これまで取り組んできた内容を紹介した。調査結果の抽象化の必要性や、業界の異なる2社に対する結論の共通性をどう示すかなど、先生およびゼミメンバーからご指摘をいただいた。