2016年度 第22回ゼミ(2016.11.23)

研究状況報告(発表者:荒木さん)

エンタープライズアプリケーション開発組織のマネジメントに関する研究」
研究をプロジェクトレポートに着地させるための3つのプランについて話した。そのうちの1番目はIT業界の組織構造に着目した調査で、これまでの作業の延長線上にあるが、調査のフィージビリティの点で難しいと考えていた。2番目は事例研究だが、実際にあまり進んでいない問題がある。3番目は個別の技術要素の適用の影響に着目したもので、フィージビリティの点から進めやすいと考えていた。ただ、3番目があまりに技術論に偏りすぎている点に対する困惑の声を多くいただいた。1番目の組織構造は研究として価値があるという先生からの指摘もあり、フィージビリティの評価において、安直に済ませようとしすぎではないかという指摘もいただいた。1番目について自分の勤務先でも同等の問題があり、組織を調査してもらえるなら価値が高いとあった。本業も困難な時期なので非常に難しいが、テーマの問題意識に対する評価が高いこともあり、1番目をもう少し進めてみるべきと感じた。

研究状況報告(発表者:木下さん)

日本の製造業のマーケティングへの取組に関して調査するにあたり、中間発表での先生方からのご指摘も参考にし、マーケティングの定義や種類について深堀するために調査した関連ジャーナルの表題やマーケティングのカテゴリーを紹介や調査状況を報告した。内容や仮説の立て方等について、先生およびゼミメンバーよりいろいろと御意見をいただいた。