2016年度 第2回サービス科学研究会A(2016.5.14)

講演
講師:京都大学 経営管理大学院 山内裕准教授
テーマ:「闘争」としてのサービス:顧客インタラクションの研究
研究分野
サービスデザインが主な研究分野である。サービスの幻想をひも解くことをテーマに、顧客便益、価値共創だけではなく、「サービスとは闘いである。」という独自の観点から、サービスの本質とは何かを研究している。
研究背景
サービスにはおもてなし、居心地の良い環境、顧客ニーズを満たすことなどが大切であると考えられているが、実際の接客現場では闘争(struggle)が本質的には起きているのではないか。
実験
複数のある飲食サービス店において、店側と顧客のサービスエンカウンターで、実際に起こっているインタラクション(やり取り)の映像を分析する。
<主な分析方法>
・エスノメソドロジー(社会の秩序を解明する社会学)
・会話分析
結論
顧客を満足させようとすると、顧客は満足しなくなる?
続きは関連著書でどうぞ。
関連著書
「闘争」としてのサービス 顧客インタラクションの研究

  • 著者/山内 裕
  • 発行所/中央経済社
  • 価格/2600円(税抜)