2015年度 第9回サービス科学研究会(2016.2.20)

講演
講師:明治大学 大学院 グローバル・ビジネス研究科 戸谷圭子 教授
テーマ:価値共創の実現〜ビッグデータによる波及効果測定
2012年採択のJSTのプロジェクトの1つで、研究テーマは「顧客と従業員、従業員と企業、顧客と企業の間で、どのような価値が生み出され、それらをどのような尺度で評価すればいいのか」という共創価値の評価尺度の作成に取り組んでいる。現在はアウトレンジ期間で外部への発表が主である。
研究の背景は、サービス評価尺度の作成は対象や時期をいろいろ変えて検証を行わなければならないため、重要であるにもかかわらず誰もやっていない。評価尺度を作成するのにSERVQUALは10年、ブランド・パーソナリティは15年以上かかっている。目的は価値共創における共通の評価指標を作成し、研究基盤を開発することである。